6-3 廃棄物に関する研究機関
フェニックス法案の議論の中で、1981年5月11日に厚生省と自治労の間で確認された文書の中で、「国立公衆衛生院から廃棄物、清掃部分を分離・独立し「国立清掃研究所」(仮称)を設置することについての検討含め調査・研究を行う」とされた。
1985年12月11日の厚生省の回答では「フェニックス計画に関連して将来的に産廃の広域的処理に見合う合理的な体制を確立するために、自治労を含め関係者間で検討を進める。」としている。
1991年8月に廃棄物研究財団(現在の廃棄物・3R研究財団)が設立されたほか、2001年からは廃棄物処理が環境省に移管されたことを受けて、国立環境研究所に廃棄物研究部が新設された。
関西では、市民を含めてごみ問題の政策や対策を検討するために、廃棄物研究財団関西研究センターを設立し、市民・事業者・研究者・自治体関係者がかわった研究会が開催された。
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