4-2 自治労の問題指摘「これでよいのかフェニックス計画」

 パンフレットにまとめられ、市民をはじめ広く配布がされた。この中で、大阪湾フェニックス計画についての見直しを求めている。 (公開内容調整中) 自治労からの提案としては6点が示されている。
① 廃棄物(一般・産業)を主体とする処分場に計画を変更し、利用計画も6年とせず、必要年数とすること。 ② 安全な処分場づくりをめざし、以下の対策を行うこと。 イ) 廃棄物のチェック体制を強化し、排出源までさかのぼって調査ができる人員を配置すること。 ロ) 搬入基地は、直接投入方式ではなく、ベルトコンベアー式にして廃棄物を視認できるようにすること。 ハ) 廃棄物輸送は、自治体や、自治体が管理する事業体で行うこと。 ニ) 護岸や排水処理施設の実態について、既存の施設のデータを公開し、計画の改善を図ること。 ③ 府や市町村は、廃棄物の収集・処分責任をあいまいにせず、フェニックス計画と併行して廃棄物の減量計画を具体的に示せ。 ④ センターは、①②③の項目をふまえ、計画の見直しに着手せよ。 ⑤ 府や市町村は、廃棄物の最終処分の現状を明らかにし、フェニックス計画のいかんにかかわらず、処分場の確保に努力せよ。 ⑥ 府や市町村は、適正処理困難物(大型家電や廃プラ、乾電池、バイクなど)の規制にのりだせ。

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