持続可能な社会をめざして by NPO法人 環境安全センター
ボードゲーム「みんなのごみ」が完成しました †令和2年度第18回京都環境賞の佳作に選ばれました! たなごころブログより このゲームはごみの削減をテーマにした協力ゲームです。 ゲームの仕方などは、ゲームの概要(たなごころブログ)をご参照ください。 このゲームの製作にあたり、「京都市ごみ減量推進会議平成29年度、平成30年度市民等からの提案によるごみ減量モデル事業助成金」を受けました。また、最終処分事業を行っている大阪湾広域臨海環境整備センターにも支援いただきました。 お申込み †1セット11,000円(税込)+送料1,100円です。お金は郵便局もしくは銀行への振り込みになります。 メール(anzen@gomi.tank.jp)にて、郵便番号、住所、お名前、電話番号、個数を記入の上、お申し込みください。お申し込み後、振込先をご連絡差し上げます。 はじめてのプレイヤーへの配布用 †ゲームを実施するときの、参考資料としてお使いいただけます。 環境学習ツールとして活用したい方へ †単純な「こうしましょう」という学習ゲームではなく、環境問題の本質に迫るなかなか奥の深いゲームで、通常の環境学習とは違ったメリットが生まれてきます。 「ごみ削減カード」で「ごみサイコロ」を減らしていくのですが、自分の「スキル」がないとカードを使えないほか、「心のゆとり」がないと削減アクションをとることができません。現実社会でも、つい忙しいからと、ごみ減量の取組みがおろそかになっていることがないでしょうか。 また、「みなで協力」することで、ごみを減らすこともできます。ぜひ知恵とスキルを集めて、協力してごみを減らしていきましょう。 ただ、そのためにゲームのルールが複雑になっており、はじめてボードゲームをする人にとっては面倒さを感じてしまうところがあります(後になってみると納得できます)。ゲームの進行を手助けするコーディネータ役が大切になってきます。はじめての人がいるときに説明する方法なども準備していますので、活用してください。 1)ボード等の配置:マニュアルに従って行います †2)ごみサイコロ、ごみ削減カード:「ゲームの基本」を参考に説明してください †ごみサイコロは4つずつ配って自由に振ってもらうと、どんなごみの種類があるか、実感できます。削減カードも4枚ずつ配り、「サイコロのマークと一致しているものを減らせる」という基本を確認してください。 単純にカードが使えるわけでなく、個人ボードのスキル(能力)がないと使えないこと、「心のゆとり」の枚数によって回数が制限されること、を伝えます。特に「心のゆとり」が重要であることは、きちんと伝えておくとゲームの流れがスムーズです。 削減アクションとしては、カードを使うだけでなく、図書館で2枚もらう、他の人にカードを渡す、他の人にごみを渡す、があることを伝えます。とくに最後の2つが「協力」で重要になります。 またカードにはほかのマークも書かれており、ひととおり「ゲームの基本」に説明してあります。 ごみ削減カードは一度回収します。 3)年のイベントカードの配置等:マニュアルに従って行います †ここで改めてごみ削減カードを4枚配り、個人ボードでのスキルを設定します。はじめての人の場合には、カードをオープンにして、個人ボードの手前に並べておくと、みなで様子がわかり協力がしやすくなります。慣れてきたら手持ち札を隠して会話で推測するほうが楽しめてきます。 4)年のはじめの作業:「1年の流れ」に従って順番に作業します †作業は多いですが、年の初め、年の終わりは、「1年の流れ」を確認して順番に行ってください。イベントを開く、1枚ずつ配るなど。 5)1年のゲーム:マニュアルに従って行います †慣れていないときには、自分のスキルで、どのカードを使うことができるか、みなで確認してみるといいです。また順番が回ってきたとき、使えるカードがないときの方法を、みなで確認します。 ごみ削減カードの内容を読み上げることを忘れないように。 心のゆとりディスクを裏返すことを忘れないように。 6)1年の終わり:「1年の流れ」に従って順番に作業します。 †これも作業手順が多いので、ひとつひとつ確認しながら進めてください。 ボードゲーム好きの方へ †ボードゲーム好きの方が集まっていれば、マニュアルを読むだけで楽しんでもらえると思います。枚数の設定を調整することで、難易度を上げることもできます。 ごみ削減カードには、実社会でも有効と期待される取組みがたくさん書かれています。現在はまだできていなくても、2025年までには実現することも多くあり、ぜひ一つ一つ「読み上げながら」カードを実行してください。 |